シャンタル・アケルマン
シャンタル・アケルマンが撮った最後の作品で、ポーランド系ユダヤ人である自身の母ナタリアの最晩年の日常をビデオ撮影したドキュメンタリー。アケルマンはブリュッセルの母の自宅で生活を共に過ごす。キッチンで料理し、食事する母娘、外国からテレビ電話越しに会話を交わす二人。母はもう部屋から外に出ることはない。その母から語られるのは日々の出来事や家族の思い出、そしてアウシュビッツ収容所で過ごした記憶だ。撮影後にナタリアが亡くなると、シャンタルもまた本作が完成後に自らこの世を去った。
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特典・セット商品情報
解説リーフレット、ポストカード(以上封入)